福岡・田川市長、女性職員へのセクハラ認定で辞職表明~7月に市長選の見通し

 福岡県田川市の村上卓哉市長が秘書を務めた女性職員に、キスや公務出張中に性的関係をもったことなどでセクハラ被害を訴えられていた問題について市の第三者委員会が18日に報告書を公表。市長の行為をセクハラと認定し、組織上の問題を指摘していたが、22日午前10時半より、村上市長は市役所で会見を開き、辞意を表明した。

 会見で村上市長は「6月議会を目前として市政を混乱させるわけにはいかない」としたうえで「市民生活に影響が出ることを避けるために決断した」などと辞職理由を述べた。今月末付で辞職するという。

 昨年2月に週刊現代のニュースサイト「現代ビジネス」が村上市長の東京出張の際の様子を写真入りで報じたことで明るみに出て、村上市長は「不倫関係にあった」と謝罪していた。一方、女性職員は代理人を通じてセクハラ被害を訴え、市の第三者委員会による調査が行われていた。

 ある田川市民は「週刊誌の報道時点で辞職すべきだった」と述べ、「田川市政に大きな汚点を残した。市長としての責任は大きい」と批判した。

 村上市長の辞職にともなう田川市長選は、公職選挙法により50日以内に行われる見通しで、7月上旬から中旬頃になるとみられる。

【近藤将勝】

関連記事