戸上電機製作所、27年3月期中間業績を上方修正 価格改定など寄与、営業利益は従来予想比30.8%増額

 10月30日、(株)戸上電機製作所(佐賀市、戸上信一社長)は2027年3月期第2四半期(中間期)の連結業績予想を上方修正した。中東情勢による影響が当初想定を下回ったほか、一部製品でコスト上昇に対応した価格改定を実施したことなどが寄与した。

営業利益17億円へ

 修正後の中間期業績予想は、売上高151億5,000万円、営業利益17億円、経常利益17億5,000万円、親会社株主に帰属する中間純利益12億5,000万円。従来予想に比べ、売上高は2億円、1.3%増にとどまる一方、営業利益は4億円、30.8%増、経常利益は3億5,000万円、25.0%増、中間純利益は3億円、31.6%増へ引き上げた。

 前年同期実績との比較では、売上高は138億1,000万円から約9.7%増、営業利益は12億8,000万円から約32.8%増、経常利益は13億6,100万円から約28.6%増、中間純利益は8億4,400万円から約48.1%増となる見通しだ。

中東情勢の影響が想定下回る

 業績上振れの要因について同社は、中東情勢の影響額が当初の想定を下回ったことを挙げる。加えて、一部製品で原材料費などのコスト上昇を踏まえた価格改定を実施したことで、利益面が改善した。

 売上高の修正幅が1.3%に対して営業利益の修正幅は30.8%となっており、価格改定などによる採算改善が利益を押し上げた格好となった。

【寺村朋輝】

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