2024年12月23日( 月 )

まちの魅力づくりへ尽力、ハード・ソフト両面で「福岡を楽しく!」

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(株)サンアクア 代表取締役 三明 宏一

住んでいて心地良い物件を提供

 「つくって売るだけの時代も終わりました。私どもはこれからも、住んでいて心地良い物件を企画販売していきたい」――こう話すのは、「サンヒルズ」および「アクアヒルズ」シリーズの投資用マンションを開発する(株)サンアクアの三明宏一社長だ。

 サンアクアという社名には、「マンション経営で老後も安定した資産を確保し、オーナーさまに太陽の光と清冽な水を得たような良き生活を満喫していただく」――そうした理念から「太陽と水」を意味するものが付けられた。2008年12月に設立された同社は、09年12月に(株)ネスト(本社:福岡市中央区、新井晋一社長)と協力し、自社プロジェクトでは初となる投資型マンション「SUN・NESTPIA(サン・ネストピア)箱崎駅前」の企画販売を開始。さらに、2棟目には、福岡国際センターの目の前に位置する「アクアヒルズ天神東」を単独で企画販売した。九州一の繁華街・天神に近いだけでなく、JR博多シティの開業効果もあって同物件は常に満室をキープ。入居開始から5年が経過するが、これまでの空室期間は最大でもわずか3週間と、安定した入居率を誇る。人気の物件だけに、家賃を上げたほどだ。

ハード・ソフト両面で福岡を楽しく!

サンヒルズ吉塚<

サンヒルズ吉塚

 福岡の不動産市場については、「人口がいまだに増えているだけでなく、若者が多いまち。弊社の物件はもちろん、全体的に住居の空室率は低下傾向にあります。これからも、入居者に評価される魅力的な物件を福岡で供給していきたい」(三明社長)という。昨年6月末には、吉塚駅から徒歩圏内に「サンヒルズ吉塚」(27戸)を竣工。これまで供給してきたマンションは、「サンヒルズ薬院」を除けばまちの中心部から少し外れたものが多い。しかし、安定した賃貸需要があるエリアを綿密に調査することで、オーナーの安定した利回りを確保するマンションを供給している。また、長い間空室となっている中古物件の再生にも着手。間取りの変更やキッチンなど住設機器の刷新により、魅力的な物件へリノベーションして販売している。

 三明社長は、「若手から福岡経済を盛り上げたい」との想いから、不動産会社が中心となって組織する「博多元輝会」へ積極的に参画。これまで、幹事を務めるなど福岡を盛り上げるため、精力的に活動してきた。博多元輝会は、企業発展のためのアフター活動のことで、個人が仕事とプライベートを充実させるための自己啓発活動に努め、それを志す会員を支援するための機会を提供するもの。これまで同会では、会計や税に関するセミナーなど、多くのイベントが開催されてきた。会員間の交流の場も多く設けられ、若手会員の経営に関する勉強の場にもなっているようだ。

 高品質マンションというハード面と企業団体活動というソフト面で、まちの魅力づくりに尽力する三明社長。元気なまち福岡での、さらなる活躍に期待がかかる。

<COMPANY INFORMATION>
(株)サンアクア
代 表:三明 宏一
所在地:福岡市博多区中洲5-3-8 アクア博多6F
設 立:2008年12月
資本金:1,000万円
TEL:092-283-2110
URL:http://www.sun-aqua.jp/

<プロフィール>
miake三明 宏一(みあけ こういち)
福岡県生まれ。学卒後、佐川急便(株)福岡支店に入社。投資マンション販売の(株)ダイナや(株)アイ・アンド・アイを経て、2008年12月に(株)サンアクアを設立。同時に代表取締役社長に就任した。不動産業界を中心に若手経営者との親交も深く、企業団体「元輝会」でも精力的に活動している。

 

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