福岡をもっと楽しい街にする仕事
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福岡ロジテム(株) 代表取締役社長 小林 専司
大きな夢を仲間たちと共有し、達成
2005年10月に設立された福岡ロジテム(株)。毎年増収増益を維持しながら今年11周年目を迎え、ますます勢いに乗る。そんな同社の舵を取るのが、代表取締役社長の小林専司氏だ。父の跡を継ぎ、「直接顧客から荷を預かる」直荷のスタイルで家業に尽力してきたが「もっと事業を発展させたい」という上昇志向から自ら起業し、多くの仲間たちとともに現在の状況を築き上げた。
一昨年9月からは、東区のアイランドシティ内に大型物流施設を稼働させている。「福岡ロジテムアイランドシティ物流センター」。この巨大な倉庫は常温倉庫・定温倉庫として、量販店やドラッグストアといった多種多様な商材や商品を利用する顧客にとって、大変ありがたいものになっている。小林社長は語る。「自分のできることをやる!これを1人ひとりが徹底すれば、企業も街も、もっと良くなりますよ」。抜群のチームワークを支えるのは、1人ひとりの向上心なのだ。
小林社長の活動は、企業活動のみにとどまらない。グローバル化がますます加速していくなか、次世代を支えていく子どもたちに早い段階で国際感覚を育んでもらおうと開催された『アジア太平洋子ども会議in福岡』。実行委員長の話が来た時、一度は断ったのだが、巡りめぐって再び小林社長のもとにはなしはやって来た。
「二度目はさすがに断れず、覚悟を決めました」(小林社長)。20周年ということもあり、小林社長は1万人規模のライブを開催し、記憶に残る子ども会議を演出した。
アジアの玄関口以上の価値ある街に
仕事にボランティアにと多忙を極める小林社長にその活動比率を訊いてみると「仕事6対ボランティア4ですかね」と答えてくれた。仕事の面で言えば、小林社長は「毎年1つずつかたちあるものを残していこう」と、次の10年に向けて新たな目標を掲げている。今年は佐賀に1700坪の物流センターを借りて新拠点とする。「最終目標は、九州各県に拠点を構えさせてもらうことです」(小林社長)。同社の物流サービスは、より広範囲に渡り地域をサポートしていく。
ボランティア活動でも地元福岡を盛り上げようと、小林社長は現在、『アビスパ福岡』の支援に尽力している。試合ごとに「地域の日」を定め、試合開始前に地域の長が挨拶をすることで、各地域の観光アピールをする。これまでになかった、アビスパをもっと身近に感じてもらおうという試みだ。
このほかにも小林社長は、人気を博したドラマ「めんたいピリリ」の舞台を1日貸し切り、舞台終了後アビスパの監督に壇上に上がってもらいスピーチの場を設けるなど、これまでになかった広報活動を展開した。その場には、未来のアビスパを担うかもしれないサッカー少年たちも『無料招待』したというから驚きである。「良い仲間に恵まれたからこそ、仕事もボランティアも両立できています。先輩、後輩、社員たち皆に感謝です」(小林社長)。
小林社長は、最後に「以前から仕事とボランティアを6対4だと言ってきましたが、福岡の街づくりにこれからも貢献したい!この想いを実現していくためには、6対4じゃ足りませんね。これからは仕事8にボランティア6!140パーセントの力で臨んでいきますよ!」と力強く語ってくれた。より良い福岡のために動き続ける同社、そして小林専司社長に今後も要注目だ。
<COMPANY INFORMATION>
福岡ロジテム(株)
代 表:小林 専司
所在地:福岡県糟屋郡宇美町大字井野字稲木369-8
設 立:2005年10月
資本金:6,000万円
TEL:092-931-1665
URL:http://www.f-logitem.jp<プロフィール>
小林 専司(こばやし せんじ)
2005年10月福岡ロジテム(株)を設立、代表取締役社長就任。仕事はもちろんのこと、ボランティア活動にも精力的に参加。福岡県中小企業経営者協会連合会会長。関連キーワード
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