中央区をさらに良くする男
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福岡市議会議員・警固校区防犯指導員 中島 正裕
PTAのAは地域(エリア)でもある
「私はこれまで地域活動をやってきたからこそ、大好きな中央区、福岡市のど真ん中の中央区を最高のまちにすることができると思っています」と語る中島正裕氏は、福岡市中央区の警固小学校、同中学校のPTA会長などを務め、警固校区を中心に、教育問題や地域の防犯、防災に取り組んできた。PTA会長のときに福岡西方沖地震が起きて、「地域と学校、家庭の連携」の重要性をさらに実感した。
「学校、家庭、地域の一体感が大切ですね。これは、PTA活動から学んだことなので、私の活動に生きています。子どもをどう守るかというときに、一体にならないといけないでしょうね。PTAというのは、ペアレント、ティーチャー、アソシエイションですが、Aというのは、もう1つエリア、地域かもしれませんね」。
罪を犯さない人間づくり、教育の大切さ
子どもたちの安心・安全だけではなく、地域全体の防犯・防災に取り組み、軽犯罪や街頭犯罪の抑止をずっと続けてきた。
校区自治協議会の「青パト」で校区内を巡回したり、自治会予算と市の補助金で防犯カメラ設置を実現してきた。「防犯カメラ設置には、お金がかかりますし、本当は犯罪を犯さない人間ばかりだったら、こういうものがなくていいはずなんです。どうしても犯罪を犯すから、必要になってくる」と、顔を曇らせる。
「本質的な部分では、犯罪を犯す人間を抑止するのではなく、犯罪を犯さない人間づくりをするということです。それが、人々が豊かであるまちになる方法の1つだと思っています」と話す。
「そのためには、小さな子どものときからの教育が大事です。教育は、やはり道徳的な部分、きちんと挨拶をすることや、悪いことをしたら言いわけではなく『ごめんなさい』をきちんと言えるように」。
今、小中学校に入るときに保護者が名前を書いたカードを首からかけているが、中島氏がPTA会長のときにつくったものだ。「名前が書いてあるのと書いてないのとでは話し方が違う。きちんと『誰それさん』とわかって話すので、しゃべり方も変わってくるし、それが人と人との礼儀ですね」と、人間としての大切さが活動の根っこにある。
防犯は、自助、共助、(近所)、公助、男女
防犯、防災、教育のどれをとっても、町内会というのが大事だという。「向こう三軒両隣で顔を合わせる。挨拶する、それが、いざというときに『隣、大丈夫やろか?』と、生きてくる。『自助、共助、(近所)、公助、男女』と、近所付き合いが大事ですね」と話すが、地域に押し付けはしない。
「子どもから高齢者まで地域行事に参加して、いろいろな人が顔を合わせるのが大事です。そのためには、受ける側は楽しいイベントをつくらないといけない。一気には難しいので、参加している割合を徐々に増やせればいい」と語る。
中学校では生徒会副会長、高校では野球部に所属しチームのまとめ役として活躍。その後、ゴルフに転向し、1986年、日本プロゴルフ協会プロテストに合格し、約11年間、トーナメント活動やゴルフ場運営に関わったプロスポーツマン。本人は「仕切り屋」というが、リーダーシップと、周りの意見を聞いて吸い上げる力の両方を兼ね備える。生まれも育ちも中央区。「福岡市のど真ん中の中央区を魅力あるまちにする」と、責任感と行動力では誰にも負けない。
※記事内容は2015年8月31日時点のもの
<INFORMATION>
中島まさひろ後援会事務所
所在地:福岡市中央区薬院1-12-30
TEL:092-738-8739
URL:http://中島まさひろ.com<プロフィール>
中島 正裕(なかしま まさひろ)
2015年福岡市議会議員選挙(自民党推薦)で初当選。母校である警固小・中学校のPTA会長や、警固校区の防犯・防災委員長を務め、現在も防犯指導員や男女共同参画委員として地域活動に取り組む。1961年生まれ。九州産業大学芸術学部卒業。86年より約11年間、プロゴルファーとしてトーナメント活動やゴルフ場運営に関わった後、帰福。関連キーワード
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