即戦力議員として政治を実践中、初の議員立法「無電柱化推進法」も
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衆議院議員 宮内 秀樹
無電柱化推進法成立に全力
「無電柱化推進法」の成立が見込まれる(2015年7月時点)なか、東京ビッグサイトで開かれた無電柱化推進展に行ってまいりました。無電柱化小委員会の委員長を務める小池百合子先生の講演の後、ともにブースを回って多くの企業の無電柱化に関する技術や話を聞いてきました。
現在、日本には電柱が約3,500万本あり、毎年7万本ずつ電柱が増えています。世界の国々、パリやロンドンなどには電柱が1本もありません。ニューヨークで無電柱化率が75%くらいなのに対し、日本は無電柱化率が5%以下です。電柱をなくしていくことは景観だけでなく、防災面や安全面からもメリットがあります。新しい電柱を立てるのをやめて、今ある電柱を地中化しようという推進法案を、小池百合子先生が会長、私が事務局長でつくりました。私の初めての議員立法です。ぜひとも今国会で無電柱化推進の法案を通せるよう、頑張ってまいりたいと思います。
ASEAN、中東への進出をバックアップ
アベノミクスは道半ばであり、地方や中小企業に行きわたるまで、全力を挙げる決意です。
経済全体のファンダメンタルズや、基礎的収支が回復してきて、ある程度積極的な投資ができるようになってきたときの視点の先が、国内需要の設備投資だけではなく、海外にも向けられるような状況になったときに、アベノミクスは新しい展開やビジネスチャンスがどんどん拡がってゆくと思います。
国内需要ばかりを考えていたのでは、日本の産業自体は収縮し、高齢化社会がもっと進展していけば労働力自体も今よりも縮小していくわけですから、海外に目を向けていく発想は、日本の経済、産業界としては必須のことだと思います。
安倍内閣はすでに法律や基金をつくって、インフラ輸出を進めていて、すでに実績が出始めています。そういう視点から、私もここ2年間、国会の会期の合間に海外を視察してきました。ミャンマー、シンガポール、サウジアラビア、台湾に行ってきました。それぞれの国の成長度はさまざまですが、共通して言えることは、日本に対してはものすごく好意的だということです。「米国と協力関係のなかで、もっとアジアをリードしてください」と言われる。日本への信頼度が高く、日本の技術やビジネスモデルに非常に興味を持っていて、もっと我々の国をサポートしてくださいという話をよく聞きました。サウジアラビアは大産油国で、石油の収入で財政は非常に裕福なため、所得税がなく、王様がばらまきをし、その結果、国民は労働意欲がなくて働かなくなる。生産現場で雇用しても労働力としてあてにできない状況があり、日本の労働管理やマネジメントを勉強したいとの話を聞きました。日本には海外のいろいろな分野で貢献できる技術がいっぱいあると思います。
現場から元気のいい声をぶつける
我々、若い議員が財政も厳しいけれども、経済の積極的な政策をどんどんして、財政の健全化とのバランスを図りながらも新しい活力を生むためには積極的な予算をつけるべきだと主張していこうと思っています。14年の衆院選では、現閣僚の菅官房長官、甘利経産相、塩崎厚労相も応援に来ていただき、まさに最前線の人との人間関係もできてきました。25年間秘書生活をしてきて、国会周辺にいた年数は2回生のなかでは最も長く、その経験を生かし、今までの私のネットワークも含めて国会のなかで力を発揮していきたいと思っています。(談)
※記事内容は2015年8月31日時点のもの
<INFORMATION>
宮内秀樹後援会事務所
所在地:福岡県古賀市天神4-8-5
TEL:092-410-5106
URL:http://miyauchihideki.jp/<プロフィール>
宮内 秀樹(みやうち ひでき)
1962年生まれ。代議士秘書を約25年務め、2012年衆院選(福岡4区)で初当選(現在2期目)。自民党国土交通部会副部会長、自民党無電柱化小委員会事務局長などとして活躍中。関連キーワード
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