アイランドタワースカイククラブに見る『免震構造』の凄み
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地震の際、装置が揺れを吸収し、建物へ伝わる揺れを低減する免震構造マンション。近年、導入する高層マンションが増加しているが、新技術だけに一部の消費者からは、「どういうものか想像しにくい」という声が上がっていた。
福岡市東区香椎照葉のマンション「アイランドタワースカイクラブ」(事業主:新栄住宅)は、地上41階建て。総戸数409戸の巨大物件。3棟連結のハイブリッド免震構造として2008年に竣工し、注目を浴びた。同マンションの高層階で暮らす住民に、熊本地震発生時の様子を聞いた。「1回目(前震)のときはほとんどわからなかった。2回目(本震)では『揺れたかな?』という程度」だったという。物件によって、細部の構造や仕様は異なるだろうが、アイランドタワースカイクラブは、免震構造の性能を示したと言える。
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