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厚生労働省は3日、各都道府県などに対し、スイセンやトリカブト、イヌサフランなどの有毒植物による食中毒防止を、食中毒が多発する秋まで徹底するよう通達した。
毎年、各地で山菜のシーズンになると、有毒植物を誤食し食中毒を起こす事例が発生。今年は、件数が前年同期比で1.9倍、患者数が同1.8倍と多く発生しており、死亡例も2件出ている。
誤食の多くは、専門家以外の人が食用と見誤って起きているが、なかには商品として販売されたもので起きた事例もある。過去10年の死亡例は3植物(トリカブト、イヌサフラン、グロリオサ)だけだが、吐き気・嘔吐・下痢などの消化器症状や、頭痛・めまいなどの神経毒性を呈するものもあり、食用と確実に判断できない植物に関しては、「絶対に採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」ように注意喚起している。
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