山下医療器械16年5月期増収減益、物流機能強化を図る
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医療機器メーカー山下医科器械(株)(本店:長崎県佐世保市、山下尚登社長)が、7月11日に2016年5月期決算を発表した
連結決算の売上高は516億1,500万円(前期比2.6%増)、営業利益5億8,400万円(同8.6%増)、経常利益6億3,500万円(同3.1%増)、当期純利益が3億3,200万円(7.5%減)となった。医療機器備品や一般消耗品など、医療機器販売業の売上増加が増収の要因となった。また、同社は物流機能の強化のため、長崎県諫早市に物流センターと医療材料などの物品管理と供給機能を併せ持つ、長崎TMSセンター(16年9月稼働予定)の稼働準備を進めている。今後、鳥栖物流センターと連携し、物流サービスの充実を目指す。
2017年5月期は増収を予想しているが、利益面は、新物流センター設立に伴う先行費用の発生や人件費の増加により減益を予想している。連結売上高546億9,500万円、営業利益4億1,800万円、経常利益4億8,800万円、当期純利益が2億8,500万円を見込む。
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