新栄住宅が中央区白金でマンション開発に着手

　8月、入札となっていた福岡市中央区白金1丁目のガソリンスタンド跡地（約336坪）を「アンピールマンション」を供給する新栄住宅（株）（福岡市中央区）が取得していたことがわかった。売主は出光興産（株）（東京都千代田区）で、取得金額は不明ながら「坪当たり450万円」（業界関係者）とも聞かれる。登記名義はすでに変更済みだが、抵当権などの担保権は登記されていない。

　新栄住宅は、マンションデベロッパーながら2015年9月期で50％に迫る自己資本比率を誇るなど、財務体質への評価が高いことで知られており、金融機関も無担保で融資したとみられる。白金は九州一の繁華街・天神からも近く、人気のエリアだけに高額物件となることが予想される。久しぶりの福岡市内のアンピールマンションがどのようなプロジェクトになるか注目だ。

【永上　隼人】

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