西新商店街 解体工事中のビル倒壊に同業者語る
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1月25日の午後に発生した西新商店街でのビル倒壊。解体作業中の2階建てのビルの壁が市道上に倒れ、現場は一時騒然。鉄筋やコンクリート片の撤去のため、通行止めとなっていた。26日早朝には、がれきはビル敷地内に集められ、平静を取り戻している。
同解体工事の発注者は(株)九州不動産管理センター(本社:福岡市中央区、大重勲代表)で、解体の元請業者は(有)原井工業(本社:福岡市博多区、原井成都代表)。今月初旬から解体を始め、事故の起きた25日は、最後に残っていた市道に面する壁をビル敷地内に倒す作業を行っていた。原因はわかっていない。
安全対策に問題はなかったのか。
福岡市内の同業者は次のように語っている。「現地を見ないと判断できないが、何らかの安全対策を怠っていた可能性はある。2階建てということで、一般的にはそれほど難しくはないと思われがちだが、老朽化の程度によって難易度は大きく異なる。そういう意味では、木造でも低層でも気は抜けない。同業者が起こした事故なので、自社でもしっかり分析して、安全対策に生かしていきたい」。
【東城 洋平】
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