2024年12月23日( 月 )

中洲ママが集結、ブルー・コメッツの生演奏で大盛況!

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藤堂和子ママ「中洲の春の一大イベントへ」

 3月22日、福岡市のホテルオークラ福岡で、今年で4回目となる「さくら祭り ママの集い」が開催された。主催は、西日本一の歓楽街・中洲でクラブやスナックを切り盛りするママたちによる「中洲ママ会」。会場には、700~800人の参加者が集った。

 今回の目玉は、今年、ファイナルツアーを行っている「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のコンサート。日本レコード大賞を受賞した「ブルーシャトウ」をはじめとする数々のヒット曲が生バンド演奏で披露された。親孝行としてチケットをプレゼントされたという参加者も多く、今年で79歳になるジャッキー吉川さんの迫力あるドラム演奏に、会場からは感嘆の声があがっていた。

 「中洲ママ会」の発起人である、有名高級クラブ「ロイヤルボックス」の藤堂和子ママは、「中洲を元気にしたいというママたちの輪を広げ、一緒になって盛り上げていきたい」と語る。「1000年先も桜が咲き、その存在そのものが街やそこで暮らす人、訪れる人の誇りになるように」と、藤堂ママは、2013年に「桜de笑顔プロジェクト」を企画。多くの賛同と協力を得て、中洲のメインストリートに桜が植樹され、翌14年4月には、開花を記念し、家族連れで楽しめる「中洲さくらまつり」が開催された。

 かつては、デパートや映画館もあり、昼夜、世代を問わず賑わっていた中洲。近年では、8月に「JAZZフェスティバル」、10月に「中洲まつり」が定着し、中洲の新たな集客の魅力になっている。藤堂ママは、「将来的に、中洲が一日中盛り上がる春の一大イベントにしたい」と夢を語る。

【山下 康太】

 

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