【筑後・大分豪雨】藤井養蜂場、被害総額は7,000万円以上か
-
7月10日、データ・マックス取材班は被害の大きかった朝倉市に入った。
水がひいた道路脇には、集められた土砂が塊となって点在している。乾燥した土砂が細かい埃になって風に舞い、目がチクチクと痛む。下水が溢れたためか、悪臭が鼻をつく。衛生面での対策も必要になっていることがわかる。災害派遣で入った自衛隊の車両が頻繁に行きかい、非常事態が続いていることを改めて思い知らされた。商品が水に浸かるなどの被害があった藤井養蜂場では、敷地内にたまった土砂の除去作業が進んでいた。ボランティアの高校生と一緒に大量の流木を処理していた、同社の藤井敬三常務(70)は、7月5日から降り出した雨の恐怖を語る。
「雨の様子を言葉で表現するのは難しい。これまでに経験したことのない、恐怖を感じるような降り方だった。危険だと判断したため、5日は従業員約50人を社内に宿泊させた。正確な数字はまだ出ていないが、水に浸かった商品や工場機器への被害を合算すると、おそらく7,000~8,000万円程度の被害になるのではないか」(藤井常務)水害からの復旧は、まだ端緒に就いたばかりだ。
【データ・マックス取材班】
関連キーワード
関連記事
2024年11月20日 12:302024年11月11日 13:002024年11月1日 10:172024年11月22日 15:302024年11月21日 13:002024年11月14日 10:252024年11月18日 18:02
最近の人気記事
2024年11月18日 15:30
2024年11月17日 06:00
2024年11月18日 16:00
2024年11月15日 11:40
2024年11月7日 15:20
おすすめ記事
まちかど風景
2024年11月18日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す