ライジングゼファーフクオカ 開幕2連勝
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BリーグB2のライジングゼファーフクオカは、9月30日にリーグ戦開幕を迎えた。第1節はホーム福岡市民体育館で群馬クレインサンダーズと対戦し、9月30日78-74、10月1日70-66で2連勝した。
対戦した群馬は、昨シーズン(16-17)B2東地区で優勝し、プレーオフにも出場した強豪チームのひとつで、接戦が予想されていた。その予想通りに、お互いの持ち味が発揮された僅差のゲームとなった。
ライジングゼファーフクオカの長尾洋二社長は、「開幕戦2連勝で、率直に嬉しいです。そしてホッとしました。シーズン前からわれわれのチームは、B2でも上位のレベルの戦力であると評されてきました。今回対戦した群馬さんは、東地区のトップチームです。そのチームに勝利できたことは、今後より期待が高まってきます。昨シーズンは、選手個人の能力に依存してきた傾向がありましたが、今シーズンはチームワークが高く強固となってきており、選手それぞれの強みを生かしながら、総合力が躍進しております。また、河合竜児ヘッドコーチをはじめとするコーチングスタッフとのコミュニケーションが良く、引き出しが多い河合ヘッドコーチの戦略・戦術をより生かし、これからも選手と一丸となった試合を披露できるかと存じます」とコメント。2試合とも、外国人選手だけに依存することなく、キャプテン・山下泰弘選手(ポイントガード)と副キャプテン・小林大祐選手(シューティングガード)を中心とした日本人選手のオフェンス・ディフェンスとも、たゆみなくハードワークしていたことが印象的であった。
一方で、観客動員数は9月30日1,001名。10月1日1,041名とやや物足りなさを感じた。「選手とスタッフは日々ハードなトレーニングを積んでコンディションを高め、試合に向けて最善を尽くしております。われわれフロントスタッフも選手同様に、観客動員を含めた営業および販促活動をもっと広げていき、アリーナにご来場いただく方々を増やしていくことに最善を尽くしていきます。当面の観客動員の目標は2,000名で、創意工夫し、お越しいただいた方々に楽しんでいただけるマネジメントにまい進していきます」と意気込みを語った。
ライジングゼファーフクオカのホームアリーナのひとつである福岡市民体育館が収容できる人数は、最大約3,500人。実際に3,500名以上の観客動員数をカウントした試合もある。球団の営業努力もさることながら、地元の方々に是非とも一度アリーナに足を運んでいただきたい。プロのバスケットプレイヤーのプレイを間近に見ることができて、臨場感溢れるなかで、選手同士の激しいマッチアップや迫力あるシュートのパフォーマンスが見られる。地元福岡のチームを皆で応援したい。
【河原 清明】
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