2024年12月23日( 月 )

FACE伊都店の休業~競争激化のパチンコ業界

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どうやら『MEGA FACE1030伊都店』としてリニューアルするようだ

 パチンコホール「FACE830伊都店」が今月10日の営業を最後に休業した。
 同店によれば、今回の休業はリニューアル工事にともなうもので、リニューアルオープン時期は今月下旬としている。同店側では、今月28日、「SUPER D’STATION伊都店」がオープンする。D’STATIONは九州初進出ということもあり、近隣在住の遊技愛好者たちからの注目度も高い。

 パチンコホール「FACE」の経営を手がけるフェイスグループは、FACE既存店のリニューアル工事を順次進めている。FACE830伊都店のリニューアルはこの動きに沿ったものといえるが、避けられない競争激化への備えとも見て取れる。

 「レジャー白書2017」によれば、16年のパチンコホール全体の売上(貸玉料)は21兆6,260億円、遊技人口は940万人で、それぞれ前年比マイナス1兆6,030億円、マイナス130万人となっている。また、パチンコ・スロット機への規制強化も検討されており、遊技市場規模のさらなる縮小と限られたパイを巡る熾烈な生存競争は必至だ。

【代 源太朗】

 

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