インフルエンザが大流行 福岡県下は警報発令中
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街中にマスク姿の人が増えるといよいよ厳冬本番というところだが、今年もインフルエンザの流行状況が予断を許さなくなってきた。
福岡県は、今年のインフルエンザの流行について、1月19日に「警報」を発した。県内198の定点医療機関の平均患者数が、1月8日~14日の週に42.26人となり、警報基準(30人)を越えたため。
県感染症対策係によると、今年流行しているインフルエンザは「A/H1亜型」「B型山形系統」の2種類。このうち「A/H1亜型」は、2009年に「新型インフルエンザ」として猛威を振るったもの。※クリックで拡大
学校、幼稚園などの教育機関でも感染が進んでおり、県下の教育機関では学級閉鎖、学年閉鎖が相次いでいる。
表からわかる通り、北九州市では福岡県のほかの地方と比べるとインフルエンザの流行が進行している。上述の医療機関ごとの平均患者数も、1月8日~14日の週に52.34人となっている。
北九州市保健福祉局保健衛生課では、「北九州市は、すでに12月からかなりの感染者が出ている。学校の学級閉鎖は、22日に73施設、23日にも27施設が新たに報告された」としている。「複数の型のインフルエンザが流行していることが、患者数の増大に影響しているかもしれない」とのことだ。インフルエンザの予防には手洗い、すでに感染している人がさらに感染を広げないようにするためにはマスクの着用が有効。毎年繰り返されるインフルエンザの流行から、できるだけ身を守りたいものだ。
【深水 央】
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