戻り弱い日経平均株価~前日比+35円13銭の2万1,645円37銭
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6日のダウ平均株価が【表3】の通り、前日比+567.02ドルの2万4,912ドル77セントと反転上昇したのを受けて、前場の日経平均株価は取引開始直後から急反発し、上げ幅を前日比750円近くまで広げる場面も見られた。
前場の日経平均株価は全面的に買い戻され、前日比660円32銭高の2万2,270円56銭で取引を終えた。
しかし後場に入りその上げ幅は大幅に縮小。結局終値は前日比+35円13銭の2万1,645円37銭と小幅な上昇で今日の取引を終えた。投資家にとってはなんとなく後味の悪い乱高下だったのではないだろうか。
その流れを受けて九州地銀の株価も複雑な動きを見せた。寄付きは全銘柄プラスでスタートしたものの、後場に入ると宮崎銀行が前日比マイナスとなると、【表2】の通り、その後に続く銀行が増加。宮崎銀行は前日比▲30円の3,425円。ふくおかFGは前日比▲4円の600円。大分銀行は前日比▲10円の4,195円。九州Fは前日比▲1円の624円。
値を上げたのは西日本FHの前日比+12円(0.9%)の1,363円。次ぎが北九州銀行を傘下にもつ山口FGで前日比+5円(0.4%)。佐賀銀行で+12円(0.5%)の2,509円。十八銀行で+7円(2.5%)の290円だったが、その上げ幅は小幅だった。
福証上場の銀行の株価を掲載したが、商いは小さく、東証上場と福証上場だけの銀行の格差は歴然としているのがわかる。今日の動きを見ると、株価が安定するまでには、まだまだ時間を要することになりそうだ。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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