2024年11月20日( 水 )

サンリブが移動スーパー「とくし丸」と提携~買い物難民対策の一環で

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マルショク山王店

 (株)サンリブ(本社:北九州市小倉南区、佐藤秀晴社長)は13日、北九州市内で移動販売をスタートした。同社は、移動スーパーのノウハウをもつ(株)とくし丸(本社:徳島市、住友達也社長)と提携。「移動スーパーとくし丸 サンリブ1号店」として、まずは「マルショク山王店」(北九州市八幡東区)からスタートさせた。同社によると、生鮮食品、加工食品、日用雑貨など約400品目1,200点を店舗で積み込み、1商品に10円の販売手数料を上乗せして販売する。巡回範囲は山王店の半径5km、約30分圏内で、3コースを週2回ずつ回る。高齢化が進む市街地を中心に回り、買い物に行きたくても行けない「買い物弱者・難民」を救済する目的もある。

 「地域貢献として何ができるかと考え、お買い物にお困りの方の支援、見守りがおこなえる『とくし丸』が最適だと判断した」(同社広報)。1号車のみ同社がとくし丸と直接契約し、ノウハウを蓄積した後、2号車以降は同社が個人事業主を募り、車両台数を増やしていく方針だ。来年2月末までに北九州市内で20台を目標としている。

【矢野 寛之】

 

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