2024年12月22日( 日 )

迷走する民進党~暗雲ただよう合流構想

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 民進党の大塚耕平代表は28日、希望の党と合流して新党を立ち上げる構想を表明した。

 しかし、岡田克也常任顧問を始めとする衆議院側は、ほぼ全員が合流に反対している。また、小川敏夫参院議員会長ら10名前後も、この提案に反対の意向を示している。それを受け、民進党執行部は分党して合流を進めることも検討しているという。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は30日の記者会見で、民進党による新党立ち上げに言及したうえで合流を否定した。

 森友学園の文書改ざん問題について野党が一枚岩にならなければならない状況下、民進党の新党立ち上げ構想表明は、あまりにもタイミングが悪い。ほかの野党から批判をあびるのは必至だ。

 

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