沖縄県のはしか流行、ピークすぎるもなお予断を許さず
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3月下旬頃から、はしか(麻疹)患者の発生が相次いでいた沖縄県。同県保健医療部の8日の発表によると、はしか検査を7日、21名に行ったが、新たな患者は確認されなかったという。感染は3日の検査で確認されて以降、4日間出ておらず、同部では「ピークは過ぎたと見られる」との認識を示した。
同県内での患者数は3月20日に最初の患者が確認されてから、5月7日までに90名にのぼった。はしかの完治にはおよそ18日~20日程度要することから、患者のうち約70名は治癒したとみられる。はしかが「終息」したと判断できるのは、潜伏期間2週間を2倍経過した、4週間の間に新患者が確認されなかった場合。このため、現状のまま患者が出なければ、早ければ6月初旬には終息を宣言できる。
ただし、はしかの潜伏期間は約2週間と長く、GWを挟みイベントの開催や観光客の出入りなども激しかったことから、感染が拡大している恐れがある。同部は「今後2週間は予断を許さない状況。引き続き厳重に警戒していく」としている。関連記事
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