WASHハウスが金融事業に参入。さらに出店を加速へ

　東証マザーズに上場するコインランドリー大手のWASHハウス（株）（本社：宮崎市、児玉康孝社長）は12日、金融事業に参入することを発表した。子会社のWASHHOUSEフィナンシャル（株）（本社：同、資本金：3,500万円、日高和彦社長）が今年8月1日から貸金業をスタートさせる予定だ。

　これまで出店を希望する同社のFCオーナーは金融機関から融資を受けるのがほとんどだったが、融資審査に多くの時間を取られていた。そのため昨年12月、地元金融機関の宮崎太陽銀行との提携ローンを発表し、対策を行っていたが、全国展開をさらに本格化させていく上で、貸金業の必要性を感じ、準備を進めていた。金融事業への参入で今後、FC店舗の出店が加速すると見られる。

【矢野　寛之】