2024年11月22日( 金 )

【『北方ジャーナル』記者の被災地ルポ(3)】泥にはまった民放女性記者~住民らが力を合わせて救助

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
▲泥にはまった女性記者を救助する消防隊と、
 それを見守る住民たち

 札幌市清田区里塚は冠水があったところ。行ってみると水はだいぶ引いていたが、ちょっと珍しい光景に出くわした。地元民放局の女性記者が泥に埋まって消防に救助されたのだ。

 6日の午前11時頃、取材者とスタッフ合わせて3人が泥に埋まったという。そのうち2人は男だったのですぐに自力で抜け出したものの、女性記者だけが脱出できず。

 ハシゴやバケツ、スコップなどを地域住民がもち合って助けようとしたけれどうまくいかず、結局、消防を呼ぶことになったが、到着には1時間くらいかかった。

 気温が上がるとともに泥が固まって、出られなくなったようだ。午後4時30分ごろからその様子を見ていたが、救出されたのは午後5時過ぎだった。6時間30分ちかくかかった救出劇。助かった際にはまわりから拍手が起きていた。

▲液状化した地面に飲み込まれた車
▲地下からの突き上げでうねり、割れた道路

(2)
(4)

関連キーワード

関連記事