修学旅行生100人が食中毒~フェリーでの食事が原因
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長崎県佐世保市の中学校2校の修学旅行生が、18年9月13日、大阪南港発・新門司港向着のフェリー内レストランで食事をした後、嘔吐や下痢の症状を訴えた。北九州市は調査の結果から、同フェリー内のレストランを、2018年10月4日~5日までの2日間の営業停止処分にした。
問題が起きたのは、名門大洋フェリーが運行する「フェリーふくおか2」船内のレストラン。市によると、症状を訴えたのは生徒149名中100名。このうち、23人の生徒と飲食店の調理担当の従業員1人から、ノロウィルスが検出された。先月16日に連絡を受けた市が調査し、レストランでの食事が原因と断定。同フェリー内レストランに2日間の営業停止および改善指導の処分を下した。なお、フェリーの運行は通常通り行われている。
名門大洋フェリーは、「このたびの事態を厳粛に受け止め深く反省するとともに、再発防止に向け衛生管理に万全を期して参る所存でございます」と述べている。
また、同社は同船内レストランの営業停止期間中、飲食希望の乗船客に対して、売店(お弁当(1,000円)・カップ麺・菓子パンなどを販売)の利用を呼びかけている。【代 源太朗】
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