
福岡県は10月19日、飯塚市の産廃業者に対し、「産業廃棄物収集運搬業」の許可を取り消したと発表した。許可が取り消されたのは、飯塚市南尾の(有)藤本組で、処分日は10月4日付け。
藤本組は同日、同じく許可取消の発表があった(株)赤尾組(飯塚市)の関連会社で、赤尾組の代表取締役だった赤尾嘉則氏が刑事罰を受けたことにより、廃棄物処理および清掃に関する法律に定められた欠格要件に該当。処分要件に該当した役員が兼任していたため、連鎖取消となった。
「連鎖取消」とは、産業廃棄物処理業者A社の役員に禁錮刑以上の刑罰が確定した場合、許可取消の対象となる。A社の役員が別の産業廃棄物処理業者(B社)の役員を兼任していた場合、A社の役員として欠格者になったので、同じように役員を務めるB社の許可も取り消すというもの。
【東城 洋平】
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