2024年11月23日( 土 )

福岡知事選、ウワサの面々~麻生泰氏の名前も

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 現職と新人の一騎打ちとなり、複数の候補者が乱立した過去2回に比べて盛り上がりに欠ける福岡市長選。その一方で、水面下の駆け引きがし烈になってきているのが来年4月に行われる福岡県知事選だ。現職の小川洋知事は、与党である自民党県議団との溝が深まっており、対抗馬擁立の話が後を絶たない。かつて小川氏を知事の座に就けたのは、京大と通産省(現・経産省)の先輩である麻生渡前知事。宿泊税をめぐり、県と市の対立がクローズアップされるなか、現職・高島宗一郎氏の応援団長を務めるなど、ニュースサイト「HUNTER」でも“ねじれた構図”が指摘されている。(詳細はコチラ

 そのようななか、ある人物の動きが活発になっている。麻生太郎氏が次の自民党推薦候補に推していた元厚生官僚の武内和久氏だ。福岡の民放テレビ・KBC九州朝日放送のテレビ番組、ラジオなどで露出が増えており、知名度アップに躍起になっているともとれる。しかし、県政関係者の間では、「2期8年の実績と、財界からの支持を受けている小川氏を相手にすると、正直、厳しいのではないか」という声も。一部では、新たに、麻生太郎氏の実弟で九州経済連合会会長を務める麻生泰氏の名前があがっている。

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