2024年11月27日( 水 )

大阪では瓦職人が荒稼ぎ

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 以前、このコーナーで「大阪府北部地震と台風21号の大阪・関西地区での被害世帯数は東日本大震災の1.5倍あり、保険調査員が足りない」ということを報じた。先日、それと同様のことを耳にした。再三の台風の襲来により戸建住宅の瓦が飛び、雨漏りなどの水漏れ被害が甚大だというのだ。そのため瓦職人が足りずに戸建の居住者たちが日常生活に困っているという。

 瓦会社の社長は「付き合いで大阪に職人を3名派遣しており、利益がでている。すべての職人を派遣すれば大きく稼ぐことも可能だが、そういうわけにもいかない。福岡も職人不足でテンヤワンヤしているからだ。大阪にいる3人は12月には福岡へ引き上げさせる」と語る。

 この社長の話をまとめると(1)大阪は福岡と比べ人口密度が非常に高いので被害戸数が桁違いに大きい、(2)被害で死者がでれば派手なニュースになる。その陰で無数の瓦被害が発生しているが、人手不足のためスピーディーな工事の進捗が不可能である、(3)来年、今年同様の水害が発生すればアウトである、ということになる。

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