2024年11月22日( 金 )

古賀市長選、田辺一城氏が当選確実に

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初当選した田辺一城氏(中央)

 任期満了にともなう25日投開票の古賀市長選挙で、無所属で新人の元福岡県議・田辺一城(たなべ かずき)氏(38)が当選を確実にした。

 田辺氏は古賀市出身。花鶴小学校、古賀中学校、県立福岡高校、慶応義塾大学法学部を卒業後、2003年、毎日新聞社に入社。11年4月、福岡県議会議員選挙(古賀市選挙区、定数1)で初当選。15年4月の同選挙で再選した。県議会では、初当選以来、すべての定例会本会議で質問に立ち、多岐に渡る分野で県民側の視点からより良き県政を求め、改善提案なども行ってきた。

 今回の選挙で田辺氏は、これまで200回以上開催してきた住民との対話集会を土台に、課題ごとにタウンミーティングや対話集会を開催し、住民の声を反映させる「予算編成の見える化」を政治姿勢として掲げた。

 また、農業を含めた古賀市の産業振興を政策に掲げ、老朽化した工業団地から企業の流出防止、誘致促進のための土地利用転換など、国、県との調整が必要な施策について、県議時代に築き上げた政界人脈を活用していくほか、近隣自治体との広域連携による経済・観光振興の重要性を訴えていた。

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