2024年12月23日( 月 )

たゆまぬ「顧客満足」への思いで次なるステージへと歩を進める(前)

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

(弁)菰田総合法律事務所

「顧客の思いに応えたい」が一番の原動力

 法務相談だけでなく、労務・税務・登記・許認可申請など、クライアントのあらゆるニーズにワンストップ型で応える(弁)菰田総合法律事務所。顧客目線の真摯な対応と、豊富な知識に基づく的確なアドバイスにより、圧倒的スピードで成長。今年、設立5年目を迎える。

 代表弁護士の菰田泰隆氏は、早稲田大学大学院法務研究科修了後、28歳で弁護士資格を取得。2012年に旧・那珂川町(現・那珂川市)で菰田法律事務所を開業した。社労士の資格も生かし、法律・労務の双方をカバーできるという利便性から、わずか1年後には法人化、同時に2拠点目となる博多オフィスを開設した。事業は順調に伸び、博多オフィスを現住所に拡大移転。17年2月には、熊本市に3拠点目となる熊本オフィスを開設。弁護士数も8名と、九州トップクラスの規模をもつ。

 同事務所の経営理念は、「我々にしかできない仕事で、すべてのクライアントに感動を与える」。一口にクライアントといっても、その価値観や最優先事項は異なる。千差万別の思いを汲み取り、最適なサービスを提供するためには、弁護士の業務範囲に限らない複合的な体制が必要だ。

 同事務所では顧客ごとの価値観に寄り添い、最良な選択の手助けをすることを「クライアントファースト」と呼び、仕事上で最も大切な指針としている。顧客から支持され、短期間で類を見ない成長を遂げることができたのは、「クライアントファースト」をポリシーとした、常に顧客のニーズに応える方法を模索・提供する姿勢を続けてきたからにほかならない。

菰田総合法律事務所 菰田 泰隆 代表

 たとえば、同事務所の個人クライアントの依頼で最も多い「相続」。従来通りなら、依頼者は税理士や司法書士など、それぞれの専門家のもとに足を運び、別途手続きを行う必要がある。

 しかし同事務所ではクライアントの負担を少しでも軽減させるため、菰田代表が税理士資格を保有するだけでなく、不動産会社や保険会社と提携。これにより、事務所内で登記業務や税務申告業務を完結させることが可能になった。のみならず、相続後の資産運用アドバイスや二次相続対策など、ほかの法律事務所では請負わないアフターフォローまで徹底する体制を構築している。クライアントの安心・満足・納得を重視した同事務所の家事事件取り扱い件数は、いまや九州でもトップクラスを誇る。

 法人に対しては、単なる法的アドバイザーではなく、いわば「法的見地をもったビジネスサポーター」として、顧問先の経営を支える。特筆すべきは、弁護士業務だけでなく社労士業務を一括で賄うことができること。

 社労士業務も兼ねた顧問弁護士が、業務の組み立て段階から介入し、日々の労務管理を行うことで、労務問題の発生を未然に防ぐ。万が一問題が発生した場合も、労働環境や問題発生の経緯を把握している弁護士が代理人として立つため、安心して事件処理を任せることができる。

 これらワンストップ型のシステムについて、菰田代表は「個人のお客さまにしても、法人のお客さまにしても、情報が1つに集約されているほうが便利が良い。お客さまにとって必要だと感じたからこそ、法務だけでなく、労務・税務・司法書士業務などすべてを賄える体制を築いたのです」と菰田代表は話す。

(つづく)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:菰田 泰隆
所在地:福岡市博多区博多駅前2-20-1 大博多ビル8F
設 立:2013年1月
資本金:500万円
TEL:092-433-8711
URL:https://www.komoda-law.jp

<プロフィール>
菰田 泰隆(こもだ・やすたか)

 1983年6月生まれ、福岡市出身。修猷館高等学校を卒業し、九州大学法学部へ進む。2010年、早稲田大学大学院法務研究科修了。12年に菰田法律事務所を開業。

(後)

関連キーワード

関連記事