2024年11月24日( 日 )

「マルちゃん」の冷食やチルド商品、物流コスト増などで値上げ

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 東洋水産(株)(本社:東京都港区、今村将也社長)は4日、同社が製造する「マルちゃん」シリーズの市販用・業務用冷凍食品と、生めん・チルド商品の一部商品について、2019年4月1日納品分から値上げすると発表した。

 値上げになる商品と価格の増加率は、市販用冷凍食品が「屋台一番焼きそば」「屋台一番焼うどん」「ライスバーガー」などが3~5%、業務用冷凍食品はうどん、そば、焼きそば、スパゲッティ、米飯類などが2~7%、生めん類は「焼そば3人前各種」「生ラーメン3人前各種」「冷やし生ラーメン3人前各種」「北海道産小麦の玉うどん」「北の味わい各種」などが4~9%、チルド類は「シュウマイ」「餃子」「ワンタン各種」などが3~6%となる。

 同社は原材料の上昇に加え、物流費、包材費、人件費の高騰に対して、生産の合理化や資材調達・物流の効率化を図り、増加コストの吸収に努めてきたが、「安全・安心で高品質な商品を安定的にお届けするために、一部商品の価格の見直しをせざるを得ない状況になった」としている。

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