2024年11月24日( 日 )

中九州横断道路 朝地IC〜竹田IC、来年1月19日に開通

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  国土交通省九州地方整備局は4日、中九州横断道路の一部として建設中の「大野竹田道路」のうち、朝地IC〜竹田ICを結ぶおよそ6.0kmの区間が、2019年1月19日午後4時に開通すると発表した。

 九州地方整備局佐伯河川国道事務所の担当者によると、開通にともない、大分市〜竹田市間の所要時間は、現在のおよそ64分から約8分短縮され、56分となる。また、竹田ICから市内中心部まではおよそ2km、岡城跡まではおよそ3.4kmとなり、竹田市の観光活性化や、地域医療における救命救急活動の迅速化が期待できるとしている。

 竹田市は土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲「荒城の月」のモデルとされる、国指定史跡「岡城跡」のほか、城下町として歴史的建造物を有していることから、観光客の増加も期待される。

 市の商工観光課の担当者は、「竹田市は岡城跡のほかにも、日本有数の炭酸泉とされる『長湯温泉』や、九重連山と四季折々の大パノラマが広がる『久住高原』など、豊富な観光資源を有している。開通がたくさんの観光客が竹田市に足を運んでくれるきっかけになれば」と話す。

 開通に先立ち、同日午前10時半から、開通式典が竹田市総合文化ホール「グランツたけた」で開催される。

【長谷川 大輔】

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