2024年12月26日( 木 )

久山町、九電、九大が「持続可能なまちづくり」に関する協定を締結

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 福岡県糟屋郡久山町と九州電力、九州大学都市研究センターは19日、持続可能なまちづくりに関する包括提携協定を締結したと発表した。同協定は地域・社会の課題解決を目的としたもの。

 同協定に基づき、九州電力が検討中の新たな事業やサービスを久山町で実証実験することにより、事業の可能性を追求する。また、九州大学が研究を進める「新国富指標」(※)を活用し、地域、社会の持続的可能性についての効果を検証するとしている。主な取り組みは以下の通り。

(1)地域や暮らしの安全・安心に関すること
(2)定住促進や住民の交流に関すること
(3)ライフラインの整備に関すること
(4)エネルギーの効率的利用の推進や地域環境保全に関すること
(5)その他、地域の活性化等に関すること

※新国富指標:持続可能な豊かさのポテンシャルを計測する基準として、国連のプロジェクトにより考案された経済指標。インフラや設備などの「人口資本」、教育や健康などの「人的資本」、森林資源や農業用地などの「自然資本」の3つの資源群から構成され、それぞれ金額換算して評価する。

関連キーワード

関連記事