2024年12月23日( 月 )

西部ガス、来年開業予定の温浴施設の建築業者を公表

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 西部ガスは、2019年12月開業予定の温浴施設「ヒナタの杜(もり)小戸の湯どころ」(仮称)の建築業者に、五洋建設(株)(本社:東京都文京区)を選んだと公表した。

 施設の開業予定地は小戸公園(福岡市西区)のすぐ東側になり、建物の概要は、延床面積約2,300m2(約700坪)で、鉄骨造地上2階建。「自然の温もりが感じられる第二の我が家」をコンセプトに、緑に囲まれたお風呂のほか、岩盤浴、暖炉や床暖房がある温暖ルーム(リラックスルーム)を併設する。また、インナーテラスには屋内にある中庭をイメージして床に人工芝を張り、すべり台やハンモック、ボールプールなどを設置するとのこと。

 土地は(株)サワライズ(本社:福岡市西区)の所有で、現在コーナンとSAKODAの駐車場として利用されている約12,000m2の敷地のうち、東側の約2,300m2。サワライズとはすでに定期借地契約を締結しており、今回の建築業者の決定を受け、着工の準備を進めていくという。

 なお、施設の運営は、西部ガスとツルカメO&E(株)(本社:香川県高松市)が共同で出資し設立する新会社によって行われることが決定している。西部ガス広報は、ツルカメO&Eを運営パートナーとして選んだ理由について、「同社が各地でさまざまな温浴施設を手がけている実績を勘案した結果」としている。
 施設利用については、入浴のみor入浴+温暖ルームを基本としており、利用料金などの詳細については、2019年4月以降をメドに決定するとしている。

 同施設は西部ガスにとって初の温浴事業参入。主にファミリー層や若年層を中心に幅広い世代の利用を想定し、年間35万人の利用客を見込んでいる。

【長谷川 大輔】

▼関連リンク
・西部ガス、温浴事業に参入

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