2024年12月23日( 月 )

「パピヨンプラザ」4月末に閉鎖、再開発へ

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新建物完成イメージ図

 福岡市博多区吉塚にある大型商業施設「パピヨンプラザ」が、再開発により4月末で閉鎖する。

 同施設を所有するフロンティア不動産投資法人(本社:東京都中央区、岩藤孝雄執行役員)が昨年10月、大和リース(株)(本社:大阪市中央区、森田俊作社長)と増改築の実施にかかわる基本協定書を同投資法人と締結した。

 4月に建物譲渡にかかわる契約締結・引渡しと、土地使用貸借契約を締結。増改築後は大和リースが運営をする予定だが、建物を同投資法人へ売却、または建物を保有し、底地を賃借する賃貸借契約を締結する可能性もある。

 フロンティア不動産投資法人は「基本協定書における合意内容は、基本的な意向の確認および合意までとしているが、今のところはスケジュールを含め、その通りに進んでいる。運営についてはまた協議する」としている。

 再開発は「(仮称)パピヨンプラザバリューアップ計画」と称し、既存建物を解体後、新たに鉄骨造2階建て(一部平屋)、延床面積は2万542m2で35店のテナントを誘致する。6月に着工し、2020年2月に竣工。同年3月より営業を開始する予定となっている。

 すでに同施設内にあるマックスバリュ吉塚店が1月6日に、ロイヤルホームセンターは2月11日に閉店が告知されるなど、準備が進められている。

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