2024年12月23日( 月 )

福岡ソフトバンクホークス、ヤフーが価格変動制の「AIチケット」を1シーズン通して販売

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 福岡ソフトバンクホークスとヤフーが、福岡ヤフオク!ドームで開催される試合を対象に1シーズンを通してダイナミックプライシング(価格変動形式)を採用した「AIチケット」を販売する。

 「AIチケット」は、過去の販売実績データに加えて、リーグ内の順位や対戦成績、試合日時、席種、席位置、チケットの売れ行きなどの多様なデータから、試合ごとの需要をAIで予測、需要に応じて価格が変動する仕組み。

販売開始期間および対象座席 ※クリックで拡大

 同チケットは2016年から100席限定で販売しており、18年のクライマックスシリーズでは約1,300席販売した。19年シーズンは25日からオープン戦の同チケットを販売。約40,000席(現在、改修により座席数拡大中)の観客席のうち約1,500席を該当席にする。
金額の更新は毎日数回行い、ヤフーのオンラインチケット情報サービス「Yahoo!チケット」上で販売する。

 対象となるのはコカ・コーラシート、ホームランテラス、〈みずほ〉プレミアムシート、ベンチサイドシート(新シート)、内野指定席、ボックステン。

 ホークスの広報担当者は「反響を見ながら進めていくが、結果次第では数を増やし、より多くの人に試合観戦を楽しんでいただきたい」としている。

【麓 由哉】

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