福岡市地下鉄の委託業者、乗車券不正使用で指名停止~次年度落札も再入札の可能性
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福岡市地下鉄の駅業務委託社員が1日乗車券を不正使用していた問題で、福岡市交通局は2月8日、JR九州サービスサポート(株)に対し、同日から4カ月間の競争入札参加停止措置を行った。
この問題を受けて、市交通局は次年度(2019年4月~20年3月)業務において、すでに落札者と決定している同社の契約を見直し、再入札を含めた検討をしていることがわかった。次年度の入札は18年12月に済んでおり、引き続き同社が委託することになっている。
19年3月末までの契約は継続されており、引き続きJR九州サポートサービスが業務を担当する。
地下鉄博多管区の駅業務を委託する同契約の年間契約金額は約1億5,000万円。今回の不正使用発覚で、市交通局は同社に対し、損害賠償約26万円を請求するということだが、契約見直しとなれば、同社にとって大きな代償を払うことになる。
【東城 洋平】
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