2024年11月24日( 日 )

【福岡県知事選2019】「W麻生」が武内氏を引き連れて顔見世行脚~私物化批判をよそに必死の訴え

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 先週末開かれた、福岡県議選・某候補の決起集会。予告なしで現れたのが、麻生太郎副総理と麻生渡前県知事の「W麻生」だった。一瞬、会場がどよめいた。

 引き連れてきたのは誰あろう、すったもんだのすえ県知事選で自民党が推薦することを決めた武内和久氏(47)と、麻生派で国会での「恫喝」姿が記憶に新しい大家敏志参院議員。県知事選にむけての顔見世行脚というわけだ。

 マイクを握ると、主役の県議候補をそっちのけで、小川知事がいかに県知事として不適格かを必死の形相で力説する麻生副総理。

 「あの様子を見ると、かなり追い詰められとるんやろね(笑)。いまのままだと小川さんの圧勝だろうが、いつどんな風が吹くかわからんのが選挙。麻生さんのあそこまで必死な姿を見せられたら、なんもせんわけにはいかんのかな」(出席した企業経営者)

 県知事選の私物化、と批判を浴びている麻生氏。「政治生命を賭けている」とも伝えられる必死さが表に出れば出るほど、武内氏の影が薄くなっていくのがお気の毒ではある。

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