「博多ポートタワー」6月から改修工事~来年3月にリニューアルオープン
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ベイサイドプレイス博多埠頭の一角にあり、博多港のシンボルとして市民に親しまれている「博多ポートタワー」が、今年6月10日から改修工事に入る。同工事は施設保全のため、主に塔体の鉄骨部分の再塗装などを行うほか、博多港のさらなる魅力向上に寄与するために、タワーのライトアップ工事も併せて行うもの。ライトアップについては、現在も一部行われているが、東京タワーや通天閣などの事例を参考に、塔体全体を照らすことも検討されるという。リニューアルオープンは来年3月を予定しており、工事期間中はタワーおよび隣接する「博多港ベイサイドミュージアム」は休館となる。
「博多ポートタワー」は、1964年10月に竣工した高さ100mの鉄骨造のタワー。設計したのは、東京タワーや通天閣を設計したことで知られる建築構造家の内藤多仲(ないとう・たちゅう)氏で、博多ポートタワーは同氏が手がけた“タワー六兄弟”の末っ子にあたる。タワー内部は、高さ70mの部分に展望室を備えるほか、展望室の上階には、博多湾を利用する船舶への安全な運航のための情報を提供する市設無線局「はかたポートラジオ」もある。
竣工から半世紀以上の長きにわたって、博多港のシンボルとして親しまれ、年間約33万人(17年度実績)が訪れる同タワーだが、海辺に立地する関係上、定期的なメンテナンスを必要とする。前回は、福岡西方沖地震発生直後の05年4月から1年をかけて、被災箇所を補修や外観の再塗装、展望室の窓ガラス張り替えなどの改修工事が行われており、今回の改修工事は約14年ぶりとなる。
<博多ポートタワー&博多港ベイサイドミュージアム 休館期間>
2019年6月10日~2020年3月
※再オープンの日にちは未定関連記事
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