堀内電気が水素ステーション起工式~太陽光発電で水素を製造、自社所有の燃料電動自動車で使用予定
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22日、(株)堀内電気は同社の本社敷地内で水素ステーションの起工式を行った。水素ステーションを製造する本田技研工業(株)のほか、堀内電気と本田技研工業の仲介役を担った岩谷産業(株)や施工する西部電気工業(株)のほか、金融、行政から約30名が参列した。
式中、堀内電気の堀内重夫社長は、2年前から出力制限による余剰電力の活用方法として水素に着目していたことを明かし、「燃料電池自動車を社用車として購入したことで、『これからは水の時代ではないか』と考え、ようやくここまできた」と感慨深げに語った。
施行業者を代表して立った西部電気工業の児玉健ビジネス事業部部長は、「メガソーラーなどでも協力してきた。今後ともできる分野で協力していきたい」と挨拶した。
堀内電気が導入するのは本田技研工業が開発したスマート水素ステーション。太陽光や風力といった再生可能エネルギーの電気を使用して水から水素を製造。貯蔵や充填も可能ながら、設備自体は縦2.25m、横3.7mで高さ2.57mと非常にコンパクトになっている。
同社製品が住宅地に設置されるのも、設置を民間が主導することも初だという。
【小栁 耕】
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