まちかど風景・中央区～春吉で進むホテル開発ラッシュ

　福岡市屈指の繁華街「天神」、西日本最大級の歓楽街「中洲」の両エリアが徒歩圏の中央区春吉で、ホテル開発が活発化している。

　とくに、福岡市中央区春吉3丁目、パチンコホール「玉屋本店」周辺エリアは、建設中のものから今後新設予定のものまで、ホテル開発が盛況だ。

　「（仮称）春吉3丁目ホテル」はS造4階建てで、延面積407.72m²の全8室。建築主は（有）サウスコーポレーション、設計者は積水ハウス（株）福岡シャーメゾン支店で、営業予定者は（株）リクリエ。着工予定は2019年5月頃となっている。

　「（仮称）春吉三丁目BLD」は、RC造9階建てで、延面積646.09m²の全15室。建築主は（株）LEAD　SAIL、設計者は（株）安成工務店で、着工予定は19年5月頃となっている。

　「プリオール天神東」は現在工事中。SRC造8階建てで、延面積3,541.70m²の全69室。建築主は共立地所（株）、設計者は（株）太陽設計となっている。なお、営業予定者は未定となっている。

　このほか、「（仮称）春吉PROJECT（S造8階建て、延面積500m²。建築主：（株）九州不動産管理センター、設計者：マツダグミ一級建築士事務所）」も計画されている。

　福岡市中央区春吉3丁目は、営業中の「東急ステイ福岡天神」「ホテルWBF福岡天神南」などの既存ホテルの存在もあり、今後ホテル間における宿泊客争奪戦は激化が予想される。

【代　源太朗】