「惣菜・べんとうグランプリ2019」でホークスが金賞受賞！～スポーツ業界から史上初

　福岡ソフトバンクホークスが販売している「A5ランク宮崎牛贅沢肉弁当」が、日本食糧新聞社主催の「惣菜・べんとうグランプリランキング2019」のプレミアム部門で金賞を受賞した。スポーツ業界からの金賞受賞は史上初となる。

　このグランプリは「※中食業界の発展、商品開発の推奨」を目的として2010年から開催、今年で10回目となる。

　最終選考会では、全国から応募された商品総数1,202品のなかから金賞18品、優秀賞45品、入選73品を選出した。飲食業界の名店が軒並み参加しているなか、ソフトバンクホークスはプレミア部門で「宮崎牛贅沢肉弁当」が金賞受賞、祭事・イベント部門で「宮崎牛焼き肉三昧弁当」が入賞した。ソフトバンクホークスは17年、18年にも入賞している。

　ホークスの担当者は「スポーツ業界のお弁当としては史上初となる金賞をいただき、大変光栄です。この受賞が、全国のスタジアムグルメの価値向上のきっかけとなれば（ゲストサービス部 部長代行大山氏）」とコメントしている。

　ホークスは、今年で福岡移転30周年を迎え、「WE＝KYUSYU」をテーマに掲げ、ヤフオク！ドームの大型改修（ホークスビジョンの拡大、コンコースの刷新など）や記念グッズの販売を行ってきた。同球団の王貞治会長は「ドームに来ることも楽しんでいただきたい」として、野球以外でも観客が楽しめるような工夫をしており、「食」のおもてなしに関するこだわりがみえる。

　上記の弁当は、ヤフオク!ドームのコンコース内で販売されている弁当のなかでも、とくに人気の商品。ホークス広報によると「高価格設定にもかかわらず、売り切れることがある」とのこと。ホークスは19日現在、遠征中で直近のホーム試合は24日の対オリックス戦。お求めの方は、早めに入場し、おいしいお弁当を食べながら観戦してみてはいかがだろうか。

※中食とは、外で調理された料理もの（お弁当など）を自宅で食べること。広義でいえば出前なども該当する。

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惣菜・べんとうグランプリ2019

【麓　由哉】