2024年11月24日( 日 )

【パチンカー代の『釘読み』】京楽産業.が黒字転換

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「噂の『乃木坂』も気になるところ

 パチンコ・スロットメーカーの京楽産業.(株)は、2018年6月期決算で、売上高704億8,000万円、経常利益52億100万円、当期純利益30億3,700万円を計上した。

 売上高は前期比で138億2,800万円の大幅増収となったほか、最終損益は前期の266億6,600万円の大幅赤字から一転、黒字計上をはたした。

 同社の劇的な増収増益を後押ししたのは、人気コンテンツを採用したパチンコ台の販売。とくに、「ファンが選ぶパチンコ・パチスロ大賞2018」のパチンコ部門で1位に輝いた「CRぱちんこAKB48-3誇りの丘」はホールに大量導入され、ド派手な筐体と相まって一際存在感を放っていた。

 16年、17年6月期と2期連続で200億円超の最終赤字を計上していた同社だったが、18年6月期時点の自己資本比率は44.83%と財務基盤は堅牢。今期の収益が注目される。

 

【代 源太朗】

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