セクハラ問題に伴う福岡・田川市長出直し選挙、村上卓哉前市長ら落選~新人・浦野仁氏が当選
2026年7月13日 09:35
秘書を務めた女性職員に対するセクハラ問題で前市長が辞職したことに伴う、福岡県田川市の市長選が12日に投開票され、再選を目指した前市長の村上卓哉氏が落選した。4人による争いとなったが、新人で元学習塾経営の浦野仁氏が村上氏らを破り、初当選を果たした。投票率は58.08%(前回63.85%)で、前回選より減少した。
村上氏は市長在任中、元秘書の女性職員に対する性的行為を市の第三者調査委員会からセクハラと認定され、5月末に辞職したが、市長選に立候補した。
これまでは国政の代理戦争的側面が強かった同市長選だが、今回は、セクハラ問題による出直し選であることや、海外出張や議長選をめぐる金銭授受などが取りざたされている福岡県議会の問題が影を落とし、地元国会議員や政党は表に出なかった。市民の間でも「市政を変えないと利権政治の象徴のようにみられる」という危機感があった。
浦野氏は「今の田川市はイメージが悪い」「しがらみなく、右でも左でもなく、市民最優先の政治を」と既成政治の刷新を訴え、支持を広げた。
<田川市長選結果>
浦野仁氏 8,345票
二場公人氏4,637票
村上卓哉氏4,232票
佐々木允氏3,399票
【近藤将勝】
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