MVエクスプレス千早駅前店がオープン　都市型小型店、多店舗化へ

　マックスバリュ九州が23日、福岡市東区のJR千早駅前に「マックスバリュエクスプレス千早駅前店」をオープンした。昨年8月の大濠店に続く都市型小型店舗で、店舗面積は1162ｍ²。約30台収容の駐車場を設けた。車で約5分の国道3号線沿いに千早店があるが、周辺は人口増地帯で並立は可能と判断した。

　エクスプレス店は通常店に比べ扱い品目を絞り、生鮮は惣菜と精肉の一部を除き店外加工する。精肉と惣菜の一部は佐賀県基山町に開設したプロセスセンターから調達する。

　佐々木勉社長は「小型だが、こだわり商品をそろえ、特徴のある店をつくっていきたい」と抱負を話した。大濠店は近くに大型商業施設「マークイズ」が開業した直後は苦戦したが、その後は順調な売れ行きと言い、多店舗化を進める意向を示した。

　今期はディスカウント店「ザ・ビッグ」を含め4店プラス・アルファの出店を計画している。ザ・ビッグは5月17日の大牟田店に続き、7月すわの店（久留米市）を居抜き出店する。

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