2024年11月22日( 金 )

フェイスと東雲堂のコラボCMが話題に

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 九州・関西・関東エリアでパチンコホール「フェイス」などを18店舗展開する(株)フェイスグループのウェブ限定CMが話題になっている。

 CMの内容は、人気ものまね芸人で、同社の広告塔も務めるコロッケ氏が少年に扮し、“あるお面”を付け「ごめ~ん」と謝るというもの。コロッケ氏は同CMのなかで1人複数役を演じており、その姿に面白味を感じることはあっても、それ以外の部分に関しては何の違和感もない、という人もいるだろう。しかし、この演出は福岡県民にとってはもはや「伝説」となった「にわかせんぺい」のCMをオマージュしたもの。

 ウェブ上でこのCMを目にした福岡県民からは「思わず最後まで見てしまった」「にわかせんぺいかと思ったらパチンコ屋さんのCMでビックリ」など、懐かしむと同時に驚きの声が続々と上がっている。

 にわかせんぺいの販売元である(株)東雲堂と、フェイスグループの今回の異業種間コラボCMは、東雲堂の「笑みをはこぶ銘菓」、フェイスグループの「スマイルコミュニケーション」という〈笑顔〉をキーワードにした双方のコンセプトの合致を受け、企画が立ち上がった。そして、東雲堂に同企画を提案したところ「皆さまが笑顔になれるCMになれば」と許諾を得たことで誕生した。

 本家東雲堂「にわかせんぺい」のCMを完璧に再現してみせたからこそ、知っている人は自然と笑みがこぼれ、初めて見たという人は「一体これは何だろう?」と興味を引かれる。こうした視聴者からの良好な反応は、東雲堂とフェイスグループの連携があったからこそ得られた結果だ。

 フェイスグループは今回のCMを通じて、同社が掲げる「スマイルコミュニケーション」の達成に、一歩近づいたといえる。

【代 源太朗】

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