マルタイ、今年も復興支援～朝倉産ラー麦使用の皿うどん発売

　（株）マルタイ（本社：福岡市西区、見藤史朗社長）は3日、九州北部豪雨の復興支援の一環として、福岡県朝倉産の「ラー麦」を使用したうどん「福岡県朝倉産ラー麦皿うどん」を発売した。

　「ラー麦」はラーメンのために開発され、福岡県内のみで生産されている小麦の品種で、麺のコシが強いほか、歯切れや色合いの良さが特長。被災した朝倉市と朝倉郡を管轄する（農協）「JA筑前あさくら」との協力で、朝倉産ラー麦を100％使用している。

　細麺でパリッとした食感で風味豊かな麺に、あんかけスープは肉、魚介エキスをベースに、ソース、醤油、砂糖、各種香辛料を加え、でんぷんでとろみをつけた白湯風味。

　商品パッケージは、朝倉市のシンボル「三連水車」と「がんばろう！朝倉」の文字が入ったデザインに仕上げている。

　同品は昨年5月に福岡・佐賀県内のAコープ店舗（一部）や全国のスーパーなどで販売されており、今年も引き続き復興支援を行う。売上の一部は義援金として、JA筑前あさくらに寄付する。

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