九州電力、卒FITの太陽光発電からの買取単価7円に~契約変更にビジネスチャンス、新プランにIoTサービスの割引も
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九州電力は、2019年度に固定価格買取制度(以下、FIT)の期限である10年を迎える太陽光発電の買取単価を1kwhあたり7円とすることに決めた。
FITは、再生可能エネルギーの導入促進のため、10年、あるいは20年などの一定期間を同じ価格で買い取るというもの。2019年度契約のFIT買取単価は10kw未満の太陽光発電で26円だが、19年11月で満了を迎えるものは同48円。今回の買取価格は約7分の1になる。
同社は買取契約の継続以外にも、蓄電池のように余剰電力を「預かる」かたちをとるプランを20年4月以降のサービス開始で予定している。発電した電気の自家消費を目的とした、蓄電池の導入やエコキュートとの連携を提案し、グループ会社の施工業者を紹介するという。売電契約の特典にはAIスピーカーを使ったIoTサービスQuUnの割引を用意している。
同社は「卒FIT」に向けてグループ全体で対応していく姿勢だ。
【小栁 耕】
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