【政界インサイダー情報】IR実施法施工令ではホテルオークラ東京規模「以上」が必要
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昨日(11日)、内閣改造が行われ、小泉進次郎氏が環境大臣に就任するなど世間の注目を集めました。この内閣改造に込められたメッセージは「安定と挑戦」です!
これは「安倍・トランプ密約」の積極的な実行団体でもあり、以前、米国のカジノ企業にパーティー券をたくさん買ってもらって問題になった人たちが入閣しているのです。
ホテルオークラ東京の改修工事が完了し、本日(12日)リニューアルオープンしました。41階建てのメイン高層棟「オークラプレステージタワー」の敷地面積は約15万m2です。客室は368室、その内スイートルームは10室で、一番安く泊まれる部屋でも、一泊約7万円以上する国内外の宿泊客を対象とした富裕層向けのホテルです!
皆さまにご報告している通り、昨年のカジノ実施法施工令では、一般向けと富裕層向けをあわせた、ホテルの「客室延べ床面積」を10万m2以上としています。敷地面積ではありません!共有部分(廊下、レストラン、スパ、ラウンジなど)を除く、鍵を開けて入った部屋の使える事実上の面積を10万m2以上としているのです。
2022年開業予定の、「我が街福岡」に開業する、世界的に有名な「リッツ・カールトン福岡」でさえ客室は162室(すべて50m2以上)です。
宿泊費も一番安い部屋で一泊5万円以上するでしょう!こちらも一般向けのホテルではありません。
皆さま、この規模を満たすには、どれだけ巨大な建物が必要か、またIRの誘致には、この規模(富裕層向けのものであることが重要)を併せたホテルを新設する必要があり、宿泊費ひとつとっても、一般的な観光客には泊まれないと理解されるはずです。
要するに限られた一部の富裕層の宿泊をどれだけ取り込めるかが重要なのです。カジノではこの富裕層のことを「ハイローラー」と呼び、たくさんのお金持ちの方々がカジノで遊ぶことで、採算が取れるビジネスなのです。
一般の人たちは小銭を賭けて遊ぶスロットやカードで十分ですが、これはあくまでもエンターテインメントの一環で、カジノ投資企業から見れば大きな収益源ではありません。ショッピングやレストラン、ショーなどと同様のビジネスなのです。
たとえば、和歌山や長崎などの地方都市にフェラーリやポルシェなど国内外の高級車がたくさん走っていますか?こうした高級車を乗り回している富裕層が数多く住む、後背地人口の多い都市でのみIR Project誘致は可能なのです。
観光客も重要ですが、これを当てにするとビジネスは不安定で成り立ちません。これは常識です!
一部の政治家のパフォーマンスや、これに巣食う一部の事業者の為に貴重な税金を使う誘致活動をしてはいけません!
従って一般的なギャンブル依存性などは、富裕層には当てはまりません。経済効果、雇用効果が絶大なIRは、大都市で、なおかつ「密約」ありきではないかたちでやるべきなのです。
【青木】
【政界インサイダー情報】の記事一覧
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