持続可能社会の実現を担うLED化事業 時流に合った新たな工法で、市場を開拓
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上内電気(株)
注目集める照明のLED化事業
当社は公共事業を中心に屋外照明灯、交通信号機事業、屋内照明事業の計画、設計、設置などに取り組み、2019年で44期を迎えます。プロ意識をもって仕事をする、未知への勇気ある挑戦をする、などをモットーに、高い品質方針と品質目標を掲げ、ここ数年は、照明設備のLED化事業に力を注いでいます。
11年の東日本大震災の教訓から、国はエネルギー政策が考え直さざるを得ない状況となっています。エネルギー問題を考えるうえで、消費電力を大きく節約する手法として、屋内外照明、交通信号などのLED化が進められていますが、ひと昔前のような公共事業に大金を使う時代ではない昨今、道路行政に対する予算付けは年々縮小傾向にあるのが現状です。そうしたなか、当社が手がけるリユースLED「REMOKA(リモカ)」工法に注目が集まっています。
時代の最先端を行く工法
当社が手がけるリユースLED「REMOKA」工法には、大きく分けて5つの特徴があります。
その5つは、(1)省予算、(2)省電力、(3)省産廃、(4)脱水銀、(5)景観保全です。REMOKA工法は、街路灯の外側部分(筐体部分)はそのままリユースし、内側にある光源だけをLEDに変えるというまったく新しい取り組みです。
光源部分はオーダーメードでつくるので、ほとんどの筐体に対応できます。街路灯をLED化するためだけに、外側の筐体部分はまだまだ使えるのに、新品に取り替えるというのは時代錯誤です。光源をLEDに変えることで、省電力に対応することはいうまでもありませんが、REMOKA工法を取り入れることによって、配線工事などを必要とせず、工期も短くて済むので、工事自体の予算削減につながります。そして、産業廃棄物を減らすことにもつながります。
また、2021年以降は、水銀製品を規制する「水俣条約」があり、街路灯の主流である「水銀灯」を減らしていかなければなりません。ですので、担当部局はこれを機に、LED化を進めたいと考えていて、良い商材やサービスを探しています。REMOKA工法は時代にとてもマッチした工法といえるのです。
そして、5つ目の特徴である「景観保全」についてですが、街の街路灯はデザイン灯と呼ばれる、おしゃれな街路灯が多数見られます。街の景観にぴったりの街路灯も、LED化によって、無機質な街路灯に変えられてしまうのは、道路工事に携わる者として、看過できません。外側の筐体部分をリユースするREMOKA工法なら、景観も保全できるので、「一石五鳥」、当社が自信をもってお勧めできるサービスといえます。
世界目標SDGsを掲げて
当社は、15年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」にいち早く取り組んでいます。SDGsは持続可能な開発のための17のゴールと169のターゲットから構成されていますが、17のゴールの観点から、当社の取り組みをブラッシュアップしています。
3番目のゴール「すべての人に健康と福祉を」、5番目のゴール「ジェンダー平等を実現しよう」について、この業界は、いわゆる「男社会」と言われていましたが、当社には最近、女性スタッフがどんどん入社しています。最近では、電気工事士の資格を取る女性スタッフも出てきました。男女が分け隔てなく活躍しているので、社内は活気づいています。
7番目のゴール「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」や12番目の「つくる責任、つかう責任」などは、当社が掲げる企業理念にぴったり合っています。環境エコ事業に携わる企業として、全社員一丸となって、「持続可能な社会の実現」に向けて、取り組んでいきたいと思っています。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:境 泰二郎
所在地:福岡市中央区舞鶴3-6-23
設 立:1971年8月
資本金:2,000万円
TEL:092-731-5581
URL:http://www.kamiuchi.com/recruit関連キーワード
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