日本初上陸の王室ご用達のスペイン料理店「ホセ・ルイス」出店~カトープレジャーグループがスペイン大使館で事業戦略発表会を開催
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(株)カトープレジャーグループは11月1日、日本初上陸のスペイン王室ご用達レストラン「ホセ・ルイス」を、東京・渋谷に出店。10月16日には、駐日スペイン大使館(東京都港区)で「カトープレジャーグループ事業戦略発表会」が行われた。
カトープレジャーグループの代表取締役兼CEOの加藤友康氏は、スペイン料理のレストラン「ホセ・ルイス」をはじめ、スモールラグジュアリーリゾートの「ふふ」シリーズや、公共事業のプロデュ―ス「i+Land nagasaki」(アイランドナガサキ)などの今後の事業展開について発表した。
カトープレジャーグループは、「レジャーをもっと楽しく!」をコンセプトに、土地の文化や歴史を踏まえ、地域の持ち味を大切にしたホテルやレストランなどレジャー事業をトータルプロデュースしている。
カトープレジャーグループ事業戦略発表会には、スペイン国王陛下従兄弟君夫妻のアルフォンソ殿下とビクトリア妃殿下、駐日スペイン王国特命全権大使のホルヘ・トレド・アルビニャナ閣下、「ホセ・ルイス」グループオーナーシェフのセサル・ルイス・マドロニョ氏が出席した。そして、スペインの空気が感じられるフラメンコなどのスペイン音楽のコンサートが行われた。
「ホセ・ルイス」は、1957年に誕生したスペイン料理のレストランだ。ホセ・ルイス・ソラグレン氏が開業し、現在は2代目のセサル・ルイス氏がオーナーシェフを務める。所有しているワイナリーも素晴らしく、料理のなかでもスペイン国王は「トルティリャ」がとくにお気に入りだという。
カトープレジャーグループと提携したことについて、「加藤氏は謙虚で仕事に真摯に努力される方で、「ホセ・ルイス」を拡大させた父の姿勢に通じるものを感じた」とセサル・ルイス氏は話す。1号店は、東急不動産(株)の渋谷スクランブルスクエアにオープンする予定だ。
「ホセ・ルイス」の事業のコンセプトは、「伝統と革新」だ。「ホセ・ルイス」のスペイン料理の伝統を大切にしながら、日本ならではの感性やトレンド最先端へのチャレンジという革新をカトープレジャーグループが融合させた。クラシックスタイルだがモダンを取り入れたレストランだ。
高級店のラインナップにとどまらず、幅広いメニュー構成で、「ホセ・ルイス」はさまざまな楽しみ方ができる。「それぞれのスタイルに合わせて使い勝手がいい、オールジャンルの包容力をもったレストランがこれからは求められている」と加藤氏は話す。
「ホセ・ルイス」の2号店は、2020年春に開業予定の長野・軽井沢の「TWIN-LINE HOTEL」(ツインラインホテル)に出店する予定だ。「今までのマーケットになかった新しいライフスタイルをつくることを目指す。カジュアルなホテルのなかでも、宿泊施設の立地や宿泊予算にとどまらず、ホスピタリティなどのソフト面を充実させる。(利用者の心に響く)とくに大きなポイントになる「食」の楽しみに重きを置いたホテルを提案していきたい」と加藤氏はいう。
「ホセ・ルイス」は伝統を大切にしながらも、スペイン本国のメニューとは大きく違う味覚やテイストで、見た目もおいしく、新鮮な驚きにあふれる。
カトープレジャーグループは、次なる日本の食文化の新境地に挑戦している。
【石井 ゆかり】
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