ジェイミー・ジョセフ、代表ヘッドコーチを続けよ!
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ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)の日本代表は10月20日、東京スタジアムで南アフリカ代表(スプリングボクス)と対戦し、3-26で敗れ、今大会の戦いは「終了」した。それでも、代表史上最高の成果をあげたことは、高く評価され、今後より一層の躍進が望まれているのは周知の通りである。繰り返すが、日本代表の活動に関わった方々全員が讃えられるべきである。
今回の代表を率いた「船頭」であるジェイミーヘッドコーチ。同氏が次の日本代表の進化・発展のために、引き続きその役目を担うものと、誰もが信じていたことは明らかである。
しかし、残念なニュースが飛び込んできた。衝撃的である…
ジェイミーヘッドコーチの日本代表ヘッドコーチの留任オファーが正式になされておらず、最悪の場合、契約満了となってしまう可能性があるというのだ。
W杯開幕前、日本ラグビーフットボール協会からは「試合の戦績問わず、次の代表ヘッドコーチとして留任していただく方向」という話を聞いていた。しかし、今回飛び込んできたニュースは、「ジェイミーヘッドコーチに正式なオファーが出されておらず」というものだった。
これが、もし事実なら、何たる日本協会の「体たらく」だろうか!?森重隆会長、清宮克幸副会長はともに、ジェイミーヘッドコーチの留任がベストであると明言している。それなのに、なぜ?(ほかに候補者数名の名が挙がっているようだが、真偽は不明)
国内外のラグビー業界関係者の話を総括すると、現状、良い方向に進んでいないのはたしかだ。「推測の域を脱しないが、ジェイミー氏の留任を阻止しようとする勢力が協会内にあるかもしれない…」とも言われている。
今からでも遅くない。日本協会は誠実な態度で、ジェイミーヘッドコーチに次期代表の契約更新オファーを出し、ジェイミー氏と膝を付き合わせたコミュニケーションをとるべきだ。
もし、ジェイミー氏が日本代表を離れた場合、これまでの成果やプロセスが今後にいかされるのが困難になるのは明白である。日本協会の真摯で誠実な判断を待つ!
【河原 清明】
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